ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)

Pseudolysimachion subsessile


ルリトラノオ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属

  • 特徴

  •  草丈1m程度の多年草。
     葉は卵形または広卵形で対生し、先は尖り縁にはとがった鋸歯がある。表面は無毛で裏の脈上に短毛が生える。
     花は茎の先に長い穂状になり、青紫色の花を多数つける。花柄には曲がった短毛が密に生える。

  • 分布・生育地

  •  滋賀県(伊吹山)(固有) 草原

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1987年8月9日 滋賀県伊吹山
     アップ 1999年8月29日 同上

  • 撮影記

  •  伊吹山の山頂付近の草原に生える。遊歩道からでも容易に観察することができる。
     この山は石灰岩でできているため変わった植物が多く、他にもイブキコゴメグサイブキトリカブトなどこの山が分布の中心となる植物や、織田信長が薬草園を作っていた事の名残からキバナノレンリソウといった固有種もある。
     いずれにしても、花好きなら1度といわず2度3度訪れたい山である。

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