タチコゴメグサ(立小米草)

Euphrasia maximowiczii


タチコゴメグサ1


  • 科名・属名 : ゴマノハグサ科 コゴメグサ属
    注.APG分類ではハマウツボ科(OROBANCHACEAE)、学名(E. maximowiczii var. maximowiczii)

  • 特徴 :
     草丈15〜30cmの半寄生の1年草。
     茎は直立し、曲がった毛が生える。
     葉は卵円形で、基部は切形状の円形、ほとんど柄がない。縁には4〜7対の鋭く尖った鋸歯がある。
     花は白色で紫色の筋があり、下唇は上唇とほぼ同長、中央に黄斑がある。

  • 分布・生育地 :
     本州(東北地方南部)〜近畿、中国地方(西部)、四国(西部)、九州(中北部)) (国外:日本固有)
     高原

  • 花期 :  8〜9月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 1997年8月23日  長野県霧が峰
    中・全体2 2000年9月9日  山梨県大月市
    (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
    左下・花 2010年9月20日  山梨県甲州市
    右下・葉 1997年8月23日  長野県霧が峰

  • 撮影記 :
     高原の草地に成育し、本州〜九州まで広く分布する。
     草丈が高い割には花は小さいので、なにかヒョロヒョロと伸び弱々しい感じがする。
     秋に霧が峰は、夏のニッコウキスゲに変わりマツムシソウなど秋の花が咲き誇り、草陰にはこんな花も咲いている。

  • 葉

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タチコゴメグサ2

花