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- 科名・属名 :
ヒルガオ科 ハスノハヒルガオ属
- 特徴 :
草丈30mになる常緑のつる性植物。帰化。
茎は太く長く伸びる。
葉は心形〜盾形で、長さ7〜30cm、幅10〜20cm。先は円く、縁は全縁でやや波打つ。
花は葉腋から長い花柄を伸ばして数個つき、花冠は黄色で径約5cm。
- 分布・生育地 :
帰化(熱帯アジア〜太平洋諸島原産)(日本では沖縄) (国外;アジア、オーストラリアなどに広く帰化) 林縁で他のものに絡み付く
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
2013年5月27日 沖縄県西表島 中、以下全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
本州でもマルバアサガオのように逸出して群落となっているヒルガオ科の花を見かけるが、南の島に行くとはるかにスケールの大きなものがある。
以前見たギンヨウアサガオもそうであったし、この花も高さ10mくらいの樹冠を覆いつくして繁茂していた。
西表島のこの花の存在は2〜3年前から知っていたが、花期が短いらしく何度か訪れたものの花には出会えていなかった。
多分この時期ならと訪れた5月末、予想通り花が見られたが、幅20〜30m、奥行きも同程度に広がった群落にもかかわらず、咲いていたのは数輪だった。花のピークはもう少し早いのかもしれない。
知り合いを通じて手に入れたこの花の記述によると、ハスノハヒルガオ(M.peitata)は花の色が白色で、黄色のものは(M.hymphaefolia)とも言われるとあったので、ここでは(キバナ)ハスノハヒルガオとした。
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