ホソバアサガオ(細葉朝顔)

Merremia tridentata subsp. hastata


ホソバアサガオ

  • 科名・属名
  • : ヒルガオ科 コガネヒルガオ属

  • 特徴

  •  長さ60〜200cmになる1年草。帰化。
     茎は藤本になり無毛。
     葉は狭長楕円形〜線状長楕円形、線形で、長さ2〜4cm、幅0.5〜1.5cm。
     花は葉腋に1〜数個つき、花冠は淡黄色〜白色で、中央は帯紫色〜暗紫色、長さ1.2〜2cm。

  • 分布・生育地

  •  帰化(インド、熱帯アジア原産)
     沖縄  道端や荒地

  • 花期
  • : 11〜5月?

  • 撮影月日・場所

  •  2006年12月3日 沖縄県南大東島
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  これまで見たことのない特徴的な細い葉、アサガオの仲間であるが、帰って調べてもなかなかわからなかった。
     「琉球植物誌」の増補・改訂版に、特徴のよく似たこの花が大東島に分布しているとの記述があり本種としたが、花の色などでまだ疑問が残る。
     それにしても大東諸島にはヒルガオ科の植物が多い。自生種のナガバアサガオヒメノアサガオ(沖縄のレッドデータでは大東島は自生とされている)をはじめ、帰化種も含め花をつけているだけで7種も確認することができた。
     ヒルガオ科の花をいろいろ見てくると、まだ出会っていない仲間もという気持ちが一層強くなってきた。

    同じ科の仲間の花
花アップ