ソコベニヒルガオ(底紅昼顔)

Ipomoea littoralis


ソコベニヒルガオ1

  • 科名・属名 : ヒルガオ科 サツマイモ属

  • 特徴 :
     つる性の多年草。
     茎は細く長く地表を這うか、他のものに絡みつく。
     葉は卵心形で長さ2.5〜6cm、先は鋭頭、基部は心形で全縁。葉柄は約3.5cm。
     花は普通1個〜まれに2、3個つき、花冠は漏斗状、径約3.5cm、濃紅色で中心部は濃色。
     果実(刮ハ)は球形で径約8mm、種子は平滑。

  • 分布・生育地 :
     沖縄、小笠原 (国外:台湾、熱帯アジア、ポリネシア)
     海岸や海岸近くの草地、林縁

  • 花期 :   ほぼ1年中

  • 撮影月日・場所 :
     2015年10月7日  沖縄県名護市
     中 2004年3月24日  沖縄県石垣島
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下左・花 2015年10月7日  沖縄県名護市
     下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     和名のとおり花の中心部が濃い紅色で、花だけ見るとモミジヒルガオグンバイヒルガオによく似ている。
     本種は葉が丸みを帯び、普通は分裂しないことで区別できる。
     八重山諸島ではグンバイヒルガオに次いで多く、よく海岸や海岸近くの林で花を咲かせているのを見かける。

  • 葉

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ソコベニヒルガオ2

花