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 科名・属名 : ヒルガオ科 サツマイモ属
 特徴 :つる性の多年草。
 茎は細く長く地表を這うか、他のものに絡みつく。
 葉は互生、葉身は三角状卵心形〜卵心形で、長さ2.5〜6cm、幅1.5〜6cm。先は鋭頭、基部は心形で全縁。葉柄は約3.5cm。
 花は普通1個〜まれに2〜5個が散形状つく。花冠は漏斗状、径3〜4cm、紅紫色で中心部は濃紅色。萼片は
 果実(刮ハ)は球形で径7〜8mm、種子は平滑で黒色。
 分布・生育地 :九州(奄美大島以南)〜沖縄、小笠原諸島 (国外:台湾、熱帯アジア、ポリネシア)
 海岸や海岸近くの草地、林縁
 花期 :   4〜10月
 撮影月日・場所 :上・全体1 2015年10月9日  沖縄県名護市
 中上・全体2 2023年5月9日  鹿児島県奄美大島
 中中・全体3 2004年3月24日  沖縄県石垣島
 (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック)
 中下・花1 2015年10月9日  沖縄県名護市
 左下・花2 2023年5月9日  鹿児島県奄美大島
 右下・葉    同  上
 撮影記 :和名のとおり花の中心部が濃い紅色で、花だけ見るとモミジヒルガオやグンバイヒルガオによく似ている。
 本種は葉が丸みを帯び、普通は分裂しないことで区別できる。
 八重山諸島ではグンバイヒルガオに次いで多く、よく海岸や海岸近くの林で花を咲かせているのを見かける。
  
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