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- 科名・属名 : イワウメ科 イワウメ属
注.APG分類では、学名(D. lapponica subsp. obovata)
- 特徴 :
高さ1〜2cmの草状の常緑小低木。
茎は細く、地を這って広がり、密に葉をつけてマット状になり、岩を覆う。
葉は互生、葉身は倒卵形、長さ6〜15mm、幅3〜5mm。先は円く、基部は細まって葉柄に繋がりって茎を抱き、縁は全縁で内側に丸く湾曲する。質は革質で厚く、光沢がある。
花は花茎の先に長さ1〜2cmの赤い花柄を伸ばし、1個の花をつける。花冠は鐘形、白色でやや黄色味を帯び、径1cm、先は5裂し、裂片は開出する。雄しべは5個、花糸は細く、葯は黄色で雌しべの柱頭とほぼ同じ高さ。萼筒は浅く5裂し、萼裂片は長楕円形で、緑色〜赤色。
果実(刮ハ)は球形、径約3mm。種子は小さく、やや四面体。
- 分布・生育地 :
北海道〜本州(中部以北) (国外:朝鮮(済州島)、ロシア(サハリン、カムチャッカ)、アラスカ) 高山の岩地
- 花期 : 7〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1981年7月21日 北海道大雪山 中・全体2 1979年7月19日 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 1980年7月28日 同 上 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
草本のように見えるが、非常に矮小な低木で、高山の岩の上で小さな葉をビッシリ密につけ生えている。
葉や花茎の長さに比べ花は大きく、群落となって咲くためよく目立つ。
大雪山には大きな群落があり、ミネズオウやメアカンキンバイなどとともに咲いていた。

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