エゾノコギリソウ(蝦夷鋸草)Achillea ptarmica var. macrocephala |
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草丈10〜80cmの多年草。 葉は長楕円形で長さ3〜7cm、大きな切れ込みはなく細かい鋸歯がある。葉の基部は半ば茎を抱く。 頭花は茎の先に散房状につき、白色で径約2cm。舌状花は2列に並び、12〜19個あり、総苞には密に綿毛がある。 北海道〜本州中部以北 山地や海岸近くの草原 1992年8月8日 北海道知床半島 中 1984年7月21日 北海道礼文島 左下・花 2014年7月11日 北海道知床半島 下右・葉 同 上 8月に入ると、北海道のオホーツク海側はすっかり秋の装いだ。エゾノヨモギギクなどこの時期から咲き出す花もあり、撮影に出かけた。 この花は、海を見下ろす草原に、モイワシャジンなどとともに咲いていた。 ノコギリソウの仲間は似ているものが多く区別しにくいが、この花は葉の縁が羽状に裂けず細かな鋸歯があるだけなので、葉を見ると区別できる。 同じ科の仲間の花 |
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