ヒメキンセンカ(姫金盞花)

Calendula arvensis


ヒメキンセンカ

  • 科名・属名 : キク科 キンセンカ属

  • 特徴 :
     草丈10〜20cmの2年草。逸出帰化。
     葉は互生し、披針形で長さ3〜8cm、幅1.5〜2cm。先は尖り基部は茎を抱き、縁には低い鋸歯がある。。
     頭花は径1.5〜2cm、橙黄色の舌状花と中央部の黄色の筒状花からなる。総苞片には腺毛がある。
     果実(痩果)は曲玉状に曲がり、表面に刺がある。
     別名 キンセンカ、フユザキキンセンカ

  • 分布・生育地 :
     帰化(地中海原産)  道端、空地


  • 花期 :  ほぼ1年中

  • 撮影月日・場所 :
     2015年3月6日  群馬県前橋市
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     怪我で今年初めての撮影行となった3月初め、雲一つない晴れの日ながら上州路の風はまだ冷たい。
     道端を眺めていると畑の法面に黄色の花が群生しているのが目に入った。
     車を戻して確認すると、オオイヌノフグリホトケノザが生える土手にこの花が咲いていた。
     一見して園芸種とわかったが、近くに民家も無し、逸出帰化の条件に当てはまると判断し撮影した。
     帰って調べるとやはり園芸種、冬にも花を咲かせる品種の普及で最近増えている種のようだ。

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花

葉