ヒロハヤマヨモギ(広葉山蓬)

Artemisia stolonifera


ヒロハヤマヨモギ

  • 科名・属名
  • : キク科 ヨモギ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     茎の中部の葉は卵形〜卵状楕円形で、長さ7〜14cm、幅4.5〜8cm。羽状に浅〜中裂し、裏面は綿毛があって灰白色。
     頭花は狭い円錐花序に多数つき、径3〜4mm。総苞片は3列、煉瓦状に並ぶ。
     別名 ヒロハヒトツバヨモギ

  • 分布・生育地

  •  本州(中国地方)、九州
     山地の乾いた草原

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年9月9日 大分県大分郡
     下・葉 2008年9月27日   同 上

  • 撮影記

  •  九州の高原地帯には大陸系で、本州ではあまり見られない花が多い。
     秋の花の観察に出かけた大分県の草原で、この花に出会った。
     名前のように葉の幅が広く、叢生することがなく単独で生えていることが多い。
     秋の草原には、ヒゴタイサイヨウシャジンなど、西日本でなければ見られない花が多く、飽きることがない。

                                                 

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葉