ホソバガンクビソウ(細葉雁首草)Carpesium divaricatum var. abrotanoides |
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草丈70〜100cmの多年草。 茎は上部でよく分枝する。 下部の葉は卵状長楕円形で、長さ約18cm、幅5cm。先は尖り、基部は円形で、翼のある柄に流れる。中部の葉は狭長楕円形。 頭花は枝先に点頭し、黄色でガンクビソウより小さく、径5〜6mm。総苞は倒卵形、総苞片は4列で外片は短い。 本州〜九州 山地の木陰 1997年9月28日 東京都高尾山 下・花 同 上 ガンクビソウによく似ていて、花が少し小さい、葉が下部のものまで狭楕円形であることが違いとされている。 ただ、フィールドでは、比較するものがなければわずか2mm程度の大きさの違いはわかりにくく、個体差もあって花だけでは判断しづらい。 下の葉の形や基部が円形〜心形になっていないこと、花数がやや多いことなどを基準に判断したが、ノッポロガンクビソウと似たところもあり、自信をもって本種と言い切れない。近いうちに確実な花に差し替えたい。 同じ科の仲間の花 |