ホウキギク(箒菊)Aster subulatus var. subulatus |
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草丈50〜120cmの1、2年草。帰化。 茎は無毛で、上部で細かく分枝し、30〜50度の角度で斜上する。 葉は線形で、長さ6〜10cm、幅3〜6mm。先は鈍頭で、幅は先端までほぼ同じ、基部は少し茎を抱く。 頭花は枝の先に多数つき、径4〜5mm。舌状花は白色まれに淡紫色で舌状部はごく短く、冠毛は筒状花より長い。 花が終わると、淡紅色の冠毛は伸び、総苞の外に突き出る。 帰化(北アメリカ原産) 道端、空地、埋立地等で明るく湿った所 2005年11月3日 山口県下関市 中 2006年10月1日 東京都日野市 下・花 2005年11月3日 山口県下関市 この花によく似た仲間がいくつかあるが、舌状花の花弁いわれる部分が短いことや、花枝の開出角度が30〜50度と狭いことなどで同定できる。 大きい草丈に目立たない小さな花、そのうえ帰化種という積極的に撮影する気が起きない花、撮影しているカットはあまりなかった。 上の写真はダルマギクを撮影に訪れた山口県の角島で撮影したものである。 また、中の写真は舌状花の花弁部が長く明らかに花があるので、ヒロハホウキギクかとも思ったが、葉の基部が茎を抱いていることから本種と判断した。 同じ科の仲間の花 |
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