カワラウスユキソウ(河原薄雪草)Leontopodium japonicum var. perniveum |
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草丈9〜20(40)cmの多年草。 ウスユキソウの変種で、茎は堅い。 葉は長楕円形で長さ8〜30mm、幅3〜8mm、両面に綿毛が密生する。 頭花は長い柄があり、散房状にまばらにつく。 本州(南アルプス北部) 石灰岩の河原 1994年9月10日 長野県上伊那郡 本州南アルプス北部の石灰岩地帯だけに生育するこの花、頭花の柄が長くてやや広がり、花が固まってつかないことから、ウスユキソウとはいっても大分印象が異なる。 この花は石灰岩の河原の周辺で見られるが、このあたりにはチチブリンドウ、トダイハハコなど石灰岩地帯特有の固有種がいくつか知られ、これらの花に出会いに何度か出かけた。 ただ、交通の便が悪い地に加え、山道もガケ崩れで通行止めとなることが度々あり、運が悪いと引き返さなければならないこともある。 同じ科の仲間の花 |