オオアレチノギク(大荒地野菊)

Conyza sumatrensis


オオアレチノギク

  • 科名・属名
  • : キク科 イズハハコ属
     ムカシヨモギ属(Erigeron)の考え方あり

  • 特徴

  •  草丈1〜1.8mの2年草。帰化。
     茎は直立し、開出する軟毛が密生する。
     葉は線状披心形〜線状倒披心形で、疎らに鋸歯があるか全縁。両面に短毛がある。
     頭花茎の上部に大きな円錐花序に多数つき、径3〜4mm。舌状花は花弁(舌状)の部分が小さく、花柱より短い。

  • 分布・生育地

  •  帰化(南アメリカ原産) 道端、荒地

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年9月16日 長野県大町市

  • 撮影記

  •  同じ帰化のアレチノギクに名前は似ているが、はるかに草丈は高く、どちらかいえば草姿はヒメムカシヨモギに似ている。
     ヒメムカシヨモギとは、茎に開出毛が密生することや、舌状花が目立たないことで区別できるが、残念ながらこの花の舌状花はいい写真がなかった。

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