オオジシバリ(大地縛り)

Ixeris debilis


オオジシバリ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ニガナ属

  • 特徴

  •  草丈15〜20cmの多年草。
     よく似たジシバリと同様、茎は地を這って伸び、根を下ろして増える。
     葉は倒披針形〜へら状楕円形で、30cmを越えるものもあるが、普通10〜20cm、幅1.5〜3cm。時に下部が羽状に切れ込む場合がある。
     頭花は2〜3個つき、黄色で径2.5〜3cm。総苞は長さ1.2cm。

  • 分布・生育地

  •  北海道(西南部)〜沖縄
     やや湿り気のある道端、水田

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1979年5月4日 埼玉県戸田市
     下 2006年3月22日 沖縄県石垣島

  • 撮影記

  •  春、田の畦は色とりどりの花が咲くミニお花畑だ。一番多いのは黄色系の花だ。
     その中に、タンポポ位の大きさで、花弁の数の少ない花が目に付く。
     多くの細長い葉が密生してつくが、地面を覆うほどでもないのにオオジシバリ(大地縛り)と大げさな名前をつけられたこの花だ。
     小さな花が多い畦では存在感があり、よく似たジシバリに比べると、葉が長細くて花も大きく、湿気のある場所に多いのが特徴である。
     本州では田圃の花も、沖縄では下の写真のように砂浜に咲き、何だか違った花のように感じる。同じように砂浜に咲くハマニガナと見間違えることも多く、事実両者の雑種も知られている。

    同じ科の仲間の花
オオジシバリ2