オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)

Cirsium homolepis


オゼヌマアザミ1

  • 科名・属名
  • : キク科 アザミ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     根元出る葉は花時にはなく、茎葉は、羽状に深裂し、基部は茎を抱く。
     花は茎の先に1個または数個が上向きに咲き、紅紫色で径3〜4cm。総苞は鐘形で、径2.5〜3.5cm、総苞片は7列、広がらず真直ぐで粘らない。。

  • 分布・生育地

  •  本州(尾瀬)  亜高山帯の湿地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年8月3日 群馬県尾瀬ヶ原
     中 1994年7月31日   同 上
     下 2005年8月14日   同 上

  • 撮影記

  •  尾瀬ヶ原に咲くアザミは本種のほかジョウシュウオニアザミノアザミがある。
     この花は総苞片が広がらず真直ぐ上を向いているので、なんだか花が総苞片に囲まれて窮屈そうに見える。
     尾瀬では下田代から温泉小屋にかけての湿原でよく見られるほか、至仏山の登山道の途中の湿地にも咲いている。

    同じ科の仲間の花
オゼヌマアザミ2

花