サガミギク(相模菊)Aster ageratoides var. harae |
|
草丈50〜70cmの多年草。 茎は斜上または垂れ下がり、紫色を帯び、まばらに短毛があるか無毛。 葉はやや平均的に付き、線状披針形〜披針形。先は長鋭尖頭で、質はやや硬い。 頭花はやや疎らに5〜7個つき、舌状花は淡紫色〜白色。総苞片は先端が紫褐色。 本州(関東地方南西部) 山地の岩場、林下 2010年9月18日 神奈川県箱根 下・葉 同 上 神奈川県、東京都、茨城県など、関東地方の南西部に分布し、シロヨメナの変種とされている。 箱根にあるその山は、トウヒレンの仲間に加え、この花やキントキシロヨメナの分布があり、ある秋の日出かけてみた。 山道を登っていくとシロヨメナの仲間が出てくるが、事前に違いをチェックしてきたにもかかわらず、なかなか判断しきれない。 「神奈川県植物誌」によれば、茎は紫色を帯び、葉は平均的につき、花の数は5〜7個、花序全体の長さが茎の長さの1/3以上とされている。それを頼りに判断したが、これもキントキかもしれない。 同じ科の仲間の花 |