センダングサ(栴檀草)Bidens biternata |
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草丈30〜150cmの1年草。 茎はやや四角形で、縮毛がある。 葉は中部のものは対生し、1〜2回羽状複葉で、長さ9〜15cm、小葉の頂裂片は卵形で、先は短く尖り、縁には大木の歯牙がある。 頭花は黄色で、径7〜10mm。舌状花は黄色で0〜5個、花冠部は長さ約5.5mm。総苞片は8〜10個、線形で鋭頭。 本州(関東地方以西)〜九州 湿った草地、溝の縁 2010年9月26日 和歌山県東牟婁郡 下・花 同 上 センダングサ属は帰化種が多いが、この花は在来種にもかかわらず未撮影になっていた。 よく似たコセンダングサやコシロノセンダングサは花弁が無いか白い小さな花弁なのに対し、この花の花弁は黄色であることが特徴である。 今度出会ったらと注意していたが、その気になるとなかなか出会わない。帰化種に押され少なくなっているようだ。 和歌山県の山間部、バスの時間を気にしながら急いでいると、道端でこの花を見つけた。日差しは強く条件は悪かったが、遠くに見えるバスと競争しながら撮影し、停留所に向かって走った。 同じ科の仲間の花 |