センジョウアザミ(仙丈薊)Cirsium senjoense |
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草丈60〜100cmの多年草。 茎は分枝しないか上部で少し分枝し、クモ毛と短い軟毛がある。 根出葉は花時には枯れ、茎葉は狭楕円状披針形で、長さ16〜30cm。縁は羽状に浅〜中裂し裂片の先は鋭い刺になり、基部は茎を抱く。 頭花は下向きに単生または2〜3個つき、下向きに咲く。総苞は鐘形で径1.5〜2.5cm、紫色を帯びることが多く、総苞片は6〜7列、やや開出するか斜上する。 本州(南アルプス) 亜高山〜高山帯の草地、林縁 2005年9月2日 山梨県南アルプス 下・花 同 上 南アルプスの主峰北岳は交通の便もよく、花もキタダケソウなどの固有種もあり、一度は訪れたい山である。 その登り口はいくつかあるが、大樺沢を登るコースが一般的で、夏の終わりこのコースを歩くとこのアザミともう1種のホウキアザミが目に付く。 ホウキアザミの総苞が細い円筒形なのに対し、この花の総苞は鐘形でずんぐりしているし、総苞片も長く尖っている。 同じ科の仲間の花 |