タカネニガナ(高嶺苦菜)Ixeris dentata subsp.alpicola |
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草丈5〜20cmの多年草。 ニガナの高山型で、根生葉は倒披針状へら形で、長さ3〜8cm、幅0.4〜1.2cm。縁は全縁またはまばらに歯牙がある。茎葉は1〜3個つく。 頭花は黄色で、径約2cm。舌状花は8〜11個。総苞は長さ6〜8mm。 葉の幅が1〜3mmの線形のものを ●ホソバタカネニガナ(f. tenuissima)という。 北海道〜本州、四国(石鎚山)、九州(屋久島) 高山の岩場 2005年7月24日 長野県八ケ岳 中 1977年7月25日 岩手県早池峰山 中は拡大写真あり(写真をクリック) 下 1998年7月19日 長野県八ケ岳 ニガナの高山型で、高さはニガナに比べると低いものの花は大きく、いかにも高山植物といった風情である。。 高山に生えるニガナ類は、他にもクモマニガナなどがあり、区別が難しいものの一つである。 本種はクモマニガナに比べると、やや小さめで小花(舌状花)の数も10個以下のものが多いのが本種とされている。 葉の細いものはホソバタカネニガナという品種となっており、一番下の写真をそう同定したが?? 同じ科の仲間の花 |
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