タテヤマギク(立山菊)

Aster dimorphophyllus


タテヤマギク1

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈30〜55cmの多年草。
     茎は細くて屈曲し、上部でわずかに分枝する。
     葉は互生し、根出葉は花時は枯れ、下部の葉は長さ3〜4.5cmの長い柄があり、葉身は三角状卵心形、長さ3〜3.5cm。基部は心形で、縁は歯牙縁のものや羽状中裂するものなど変化が多い。中部の葉は三角状卵形で、歯牙縁か切れ込み牙ある。
     頭花はゆるい散房状にまばらにつき、径2.3〜3cm。舌状花は白色、筒状花の冠毛は、長さ5〜6mm。総苞片は3列、外片は披針形で、先は尖り革質。
     そう果はやや円く、長さ約3.5mm。冠毛は毛が多く、長さ約4mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(神奈川、東京、静岡)  山地林下

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年9月13日 神奈川県金時山
     中 1994年8月6日 神奈川県箱根駒ケ岳
     下・花 2008年9月13日 神奈川県金時山

  • 撮影記

  •  秋の箱根は草原にトリカブトの仲間やハコネギクの群落などが見られ、天気のいい日には富士山の眺めと相俟って、気持ちのいいハイキング・花見ができる。
     そう考えるのは誰も同じようで多くの登山者が訪れ、登山道の狭い所で撮影していると、三脚を広げるのも気が引けるほどである。
     その日は、ハコネトリカブトを撮影して下る途中、林縁に咲くキクを見つけた。シラヤマギクかと思ったが何となく感じが違う、よく見るとこの花だった。
     名前にタテヤマが付いているが、富山県の立山に由来する訳ではなく、芦ノ湖の西にある立山に由来するようだ。
     分布は富士火山帯の神奈川、静岡、東京の3都県に限定されているやや希少な花である。

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タテヤマギク2

葉