タチアワユキセンダングサ(立淡雪栴檀草)

Bidens pilosa var. radiata


タチアワユキセンダングサ

  • 科名・属名
  • : キク科 センダングサ属

  • 特徴

  •  草丈0.5〜1.5mの1年草。帰化。
     茎は直立し、よく分枝する。
     葉は羽状複葉で5個の小葉からなる。
     頭花は枝先につき、白色で長さ1.2cmの舌状花と、黄色の舌状花からなる。
     コシロノセンダングサに似るが、花の径が3cm程度と大きく、花弁も丸い。
     小葉が3個の花をハイアワユキセンダングサという。
     別名 オオバナノセンダングサ、アワユキセンダングサ

  • 分布・生育地

  •  帰化(熱帯アメリカ原産)  荒地、道端、畑

  • 花期
  • : 1年中

  • 撮影月日・場所

  •  2006年10月8日 沖縄県西表島
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  沖縄に出かけると、1年中、道端に大きな白い花弁をつけたセンダングサが目につく。
     きれいに見えるがこれが厄介者で、足を踏み入れると刺のついた種子が服の至るところにつき、あとで泣きを見ることになる。
     沖縄ではこんなに勢力を誇っている花であるが、屋久島あたりではごく少なくなり、本土では幸いなことにまだ稀な帰化種である。

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葉