ヤナギアザミ(柳薊)Cirsium lineare |
|
草丈約1mの多年草。 茎は直立する。 根出葉は花時には枯れ、茎葉は線形で長さ6唐0cm、幅0.5〜1cm。縁には細かい刺状の鋸歯があってざらつく。 頭花は少なく枝先に単生して上向きに咲き、紅紫色で径2cm弱。総苞は幅1.2〜1.8cm、総苞片は線形で煉瓦状に並ぶ。内片の先は紅紫色。 本州(山口県)、四国、九州 山地の乾いた所、林縁 2007年10月7日 福岡県北九州市 中・花、下・葉 同 上 アザミ類は似たものが多く区別が難しいが、この花は葉が細く線形なので間違えることはない。 秋に訪れた北九州市の平尾台、草原の所々に石灰岩が目立つカルスト台地は、やや秋色に色づき初めている。 草原の中の道をたどると、ヒメアザミやこの花などのアザミが点々と咲いていた。 目的としていたヒメヒゴタイは外れ年らしく、思ったほど咲いていなかった。 同じ科の仲間の花 |
|