マルバノハマシャジン(丸葉の浜沙参)

Adenophora triphylla var. japonica f. rotundifolia


マルバノハマシャジン

  • 科名・属名 :
     キキョウ科 ツリガネニンジン属

  • 特徴 :
     草丈30〜60cmの多年草。
     ツリガネニンジンの海岸型の品種で、母種に比べ葉が広楕円形で厚くて光沢があり、節間が詰まり草丈も低い。
     花は淡紫色〜淡青紫色。
     花の白いものがあり、
     ●シロバナマルバノハマシャジン(仮称)という。

  • 分布・生育地 :
     本州 (国外:日本固有?)
     海岸近くの草地

  • 花期 :  8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     1996年7月27日  東京都伊豆諸島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・葉 2015年9月20日  神奈川県三浦市
     下・白花 2007年10月21日    同  上

  • 撮影記 :
     ツリガネニンジンの品種で、海岸の厳しい環境に適合するため葉が厚くて丸く光沢がある。
     出かけた島では「シマジャジン」と呼んでいたが、シマシャジンは長崎県に分布するこの仲間の変種につけられていて、混同しそうである。

  • 同じ科の仲間の花
葉

シロバナマルバノハマシャジン