- 科名・属名
: キキョウ科 ツリガネニンジン属
- 特徴
: 草丈30〜60cmの多年草。茎は斜上し、葉が線形または狭披針形で互生する。
花序は横に張り出し、花冠は淡紫色。花柱は花冠より長く突き出る。
- 分布・生育地
: 本州(南アルプス) 石灰岩の岩場
- 花期
: 8〜9月
- 撮影場所・月日
: 1995年9月2日 長野県
- 撮影記
:
南アルプスの石灰岩地の岩場に生える特産種。ヒメシャジンによく似ていて、葉が細く互生し、花柱が花冠から飛び出す特徴がある。
石灰岩地帯の植物はどの地域でも変わったものが多く面白い。ここも、シライワコゴメグサやチチブリンドウなど希産種が多く、時間の経つのを忘れるほどだった。
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