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 科名・属名 : キツネノマゴ科 キツネノマゴ属
 特徴 :草丈20〜30cmの1年草。
 葉は対生し、葉身は卵状楕円形〜楕円形で長さ1〜2.5cm、幅0.6〜1.5cm。先はやや鋭頭〜鈍頭、全縁。質はやや厚く、で両面に粗い毛が多少密生する。
 花は長さ3〜7cmの穂状花序になって多数つき、花冠は淡紅紫色の唇弁花、長さ約5mm。
 果実(刮ハ)は長楕円形で長さ約5mm。種子が4個ある。
 まれに白色の花があり、
 ●シロバナキツネノヒマゴ(仮称)(学名未定)(左下の写真)とした。
 分布・生育地 :九州(トカラ列島以南)〜沖縄 (国外:台湾)
 林縁、原野
 花期 :  1年中?
 撮影月日・場所 :上・全体1 2007年11月18日  沖縄県西表島
 中上・全体2 2004年3月25日    同  上
 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
 中中・花1 2007年11月18日    同  上
 中下・花2 2003年12月13日    同  上
 左下・シロバナ 2004年10月2日    同  上
 右下・葉 2004年3月25日    同  上
 撮影記 :当初、草丈はやや大きく葉も長いものの、海岸端に生えている花と同じ花と思っていた。
 よく文献などを読んでみると、どうやらこれがキツネノヒマゴで、海岸に咲く花はキツネノメマゴであることがわかった。
 本州〜九州にかけてごく普通に見られるキツネノマゴとは葉が丸くて少し厚みがあり、両面に毛があることが違いである。
  
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