キツネノマゴ(狐の孫)

Justicia procumbens


キツネノマゴ

  • 科名・属名

  •  キツネノマゴ科 キツネノマゴ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの1年草。
     茎は6稜があり、下向きの短毛が生える。
     葉は対生し、卵形〜長楕円形で長さ2〜5cm。両面に毛が散生する。質は薄い。
     花は穂状花序になり、淡紅紫色の唇形花が密につく。萼片や苞に縁には白い毛がある。
     花の白いものがあり
     ●シロバナキツネノマゴ(var. leucantha)という。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州 道端や林縁

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年9月19日 栃木県今市市
     下・花 1989年10月2日 宮崎県加江田渓谷

  • 撮影記

  •  変わった和名の由来は、花が小狐の顔に似ているとか花穂の様子が狐の尻尾に似ているとかの説があるようだ。
     夏から秋にかけて道端の草むらでよく見かけるが、小さな花なので多くの人は見過ごしているかもしれない。
     南の島には葉の形などが異なる、キツネノヒマゴキツネノメマゴといった変種もある。

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