シソモドキ(紫蘇擬)

Hemigraphis alternate


シソモドキ

  • 科名・属名

  •  キツネノマゴ科 ヒロハサギゴケ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの多年草。帰化。
     茎は地上を這い、節部から根を出して広がる。
     葉は対生し、卵状披針形で長さ6〜10cm、幅4〜7cm。長さ2〜4cmの葉柄があり、表面は銀灰緑色で剛毛を密生し、裏面は赤紫色で、脈上に褐色の縮毛がある。
     花は茎頂に穂状につき、花冠は白色で径約1cm程度。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(熱帯アジア〜豪州原産)
     沖縄  荒地

  • 花期
  • : ?

  • 撮影月日・場所

  •  2006年10月7日 沖縄県石垣島

  • 撮影記

  •  初めて本種を見つけたときは、花がなく特徴のある葉だけだった。
     タイワンサギゴケの葉に似ていると思ったが、何の花かわからなかった。
     その後、写真のような終わりがけの花を見、調べた結果ミヤコジマソウと同じ属の本種とわかった。
     グランドカバー(地被植物)として持ち込まれたものらしいが、すぐに逸出帰化してしまう。恐ろしいものだ。

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