シソモドキ(紫蘇擬)

Hemigraphis alternate


シソモドキ1


  • 科名・属名 : キツネノマゴ科 ヒロハサギゴケ属

  • 特徴 :
     草丈5〜15cmの多年草。帰化。
     茎は地上を這い、節部から根を出して広がる。
     葉は対生し、卵状披針形で長さ6〜10cm、幅4〜7cm。長さ2〜4cmの葉柄があり、表面は銀灰緑色で剛毛を密生し、裏面は赤紫色で、脈上に褐色の縮毛がある。
     花は茎頂に穂状につき、花冠は白色で径約1cm程度。

  • 分布・生育地 :
     逸出帰化(熱帯アジア〜豪州原産)(沖縄に帰化) (国外:原産地以外不明)
     荒地

  • 花期 :  秋〜春(1年中?)

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 2006年10月7日  沖縄県石垣島
    中・全体2 2008年3月2日    同  上
    (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
    左下・花、右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     初めて本種を見つけたときは、花がなく特徴のある葉だけだった。
     タイワンサギゴケの葉に似ていると思ったが、何の花かわからなかった。
     その後、写真のような終わりがけの花を見、調べた結果ミヤコジマソウと同じ属の本種とわかった。
     グランドカバー(地被植物)として持ち込まれたものらしいが、すぐに逸出帰化してしまう。恐ろしいものだ。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
シソモドキ2

花