ヒメクマツヅラ(姫熊葛)

Verbena litoralis


ヒメクマツヅラ

  • 科名・属名
  • : クマツヅラ科 クマツヅラ属

  • 特徴

  •  草丈50〜200cmの多年草。帰化。
     茎は四角形でよく分枝し、剛毛はない。
     葉は対生し、長楕円形〜菱形状長楕円形で、長さ3〜6cm、幅0.7〜1cm。先は尖り、表面はざらつき、縁には鋭い鋸歯がある。
     花は茎の上部に穂状花序をつくり長さ3cm程度の花穂に多数つける。花冠は淡青色で径3mm程度、筒状の花冠の先は5裂する。
     別名 ハマクマツヅラ。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)
     本州(中部以西)〜沖縄 荒地や道路端

  • 花期
  • : 1年中?

  • 撮影月日・場所

  •  2006年3月21日 沖縄県西表島
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  沖縄でよく見かける帰化種で、よく似たクマツヅラはあまりみかけないが、この花は道端や荒地などいたるところで咲いている。
     名前のとおり全体に小さくややか細い感じで、花の付きかたは本州にも帰化しているアレチハナガサに似ている。ただ、花は淡紅色というより淡青色で、茎には剛毛がない。

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花アップ