イヌホオズキ(犬酸漿)

Solanum nigrum


イヌホオズキ

  • 科名・属名
  • : ナス科 ナス属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの1年草。
     茎は枝分かれし、無毛かまばらに短毛が生える。
     葉は互生し、広卵形で長さ3〜10cm、幅2〜6cm。葉柄には翼があり、縁は全縁か波状の鋸歯がある。
     花は茎の途中に花序を出し、散形状に4〜8個の花をつける。花冠は白色で、径約6〜7mm、5つに深裂し反り返る。
     果実(液果)は球形で、直径約7〜10mm。黒く熟し光沢がない。

  • 分布・生育地

  •  日本全土  道端、荒地

  • 花期
  • :  8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年9月18日  東京都大島郡
     下・花 1993年9月11日  千葉県成田市

  • 撮影記

  •  よく似たアメリカイヌホオズキも全国的に分布していて、そのほかオオイヌホウズキ、ムラサキイヌホオズキなどもあって同定には苦労する。
     本種は、花や実が大きい葉が大きく質も厚いなどと記されているが、並べて比較してみればともかく、違いを見分けるのは難しい。
     石川のミズアオイさんのHPにこれらの同定についての詳細がアップされているので参考にしたらいい。

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花