|
- 科名・属名 : リンドウ科 リンドウ属
- 特徴 :
草丈5〜10cm。
根生葉はロゼット状につき、卵形で長さ5〜10mm。茎葉は根生葉より小さい。
花は茎頂に1個つき、花冠は淡青紫色、長さ1〜2cm。
平地から山地に生えるハルリンドウの高山タイプで、全体的に小さく、花色も淡く薄青色。
この白花を、
●シロバナタテヤマリンドウ(f. ochroeuca)(下左の写真)という。
- 分布・生育地 :
北海道〜本州(中部以北) (国外:日本固有) 高山帯や亜高山帯の湿原
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年7月13日 群馬県尾瀬ヶ原 中上・全体2 1978年6月18日 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 2015年7月13日 同 上 左下・シロバナ 1978年6月18日 同 上 右下・茎葉 2024年6月20日 同 上
- 撮影記 :
立山で最初に見つけられたことからこの和名がつけられているが、各地の高山帯や亜高山帯の湿原に群生していることが多い。
よく出かけた尾瀬では、ミズバショウもほぼ終わる6月中旬、やっと緑が目だし始めた湿原に薄青色のこの花が一杯咲いていた。
薄い青紫色が基本色であるものの、左下のような白花もよく見かける。
同じ科の仲間の花
|