イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)

Lysimachia × pilophora


イヌマトラノオ1

  • 科名・属名 : サクラソウ科 オカトラノオ属

  • 特徴 :
     草丈70〜100cmの多年草。
     オカトラノオヌマトラノオの雑種で両者の中間の性質を持つ。
     葉は倒披針状長楕円形で先は尖る。
     花序は15〜30cmで直立〜やや斜上し、多数の花をつける。花軸に毛がある。花は白色。

  • 分布・生育地 :
     本州、九州 (国外:朝鮮、中国)
     湿った草地

  • 花期 :   7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2001年7月20日  栃木県日光市
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     ある本で栃木県北部にこの花があると知り出かけた。
     暑い中道路を歩きながら、それらしい小道があると入って湿地を探してみる。途中出てくるのはオカトラノオが多い。
     ある小道を入った湿地で、やや穂先の曲がったヌマトラノオが見える。近づいてみると、どうやらこれが本種のように思えた。
     ただ雑種のためか、オカに似たものやヌマに似たものなどいろんなタイプがあり、間違いないとは言い切れない。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
イヌマトラノオ2

花