ヒメサルダヒコ(姫猿田彦)Lycopus ramosissimus var. ramosissimus |
|
草丈10〜40cmの多年草。 茎は地下を這って多数分枝し、節にだけ白い毛がある。 葉は菱状狭卵形で長さ3〜4cm、幅1〜2cm。先は鈍く、縁には粗く鈍い鋸歯があり、基部はくさび形。 萼は狭三角形で5中裂し、先は刺状に鋭く尖る。 花は葉腋に群がってつき、花冠は白色で直径約3mm。 北海道〜九州 湿地 1994年9月4日 熊本県阿蘇 中 2007年9月29日 長崎県対馬 下、花アップ 同 上 コシロネの母種で、基部で茎がよく分枝するのが特徴である。 この写真もコシロネかどうか迷ったが、基部でよく分枝していたようなので、本種と同定した。自信はない。 シロネの仲間はよく似ているので、葉や萼など現地でしっかり同定しておくことが大事だ。 2007年、対馬の休耕田で久しぶりにこの花らしい花に出会った。 今度はよく似たエゾシロネとの違いである萼片の先の尖り方などしっかりチェックした。 同じ科の仲間の花 |
|