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- 科名・属名 : シソ科 イヌコウジュ属
- 特徴 :
草丈20〜50cmの1年草。
茎は四角形で開出する長い軟毛がある。
葉は広卵形〜卵形、長さ3〜5cm、幅1.5〜3cm。先は尖り、基部はくさび形、縁には6〜10対の尖った鋸歯がある。質は薄く、両面には長い軟毛があり、裏面には腺点がある。
花は枝先に花穂を出し小さな唇形花をつけ、花冠は淡紅紫色を帯びる。萼にも長い軟毛が多い。
別名 ヒカゲヒメジソ
- 分布・生育地 :
本州〜九州 (国外:朝鮮(南部)、中国(東部)、台湾) 林縁の半日陰
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2003年9月13日 岐阜県中津川市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花序 同 上 左下・花 2017年10月18日 東京都八王子市 右上・葉、右下・茎 2013年10月4日 同 上
- 撮影記 :
岐阜県のある湿地でミカワシオガマを撮影し、他に何かないかなと林下を歩いているとヒメジソによく似た花を見つけた。
ヒメジソによく似ているが、やや湿った林下で見られ、全体に毛が多く、別名ヒカゲヒメジソといわれる花ではないかと思った。
戻る途中の道路際でヒメジソを見つけ、毛の生え具合を比較してみて本種であることを確信した。
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