タテヤマウツボグサ(立山靫草)Prunella prunelliformis |
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草丈25〜40cmの多年草。 茎は束生し、多少粗い毛がある。 葉は5〜10対あり、狭卵形〜広卵形で長さ3〜8cm、幅1.5〜4cm。ごく短い柄があるが、上部は無柄。 花は茎頂に短い密な花穂をつくり、唇形花をつける。花冠は紫色で長さ2.5〜3cm。 ●シロバナタテヤマウツボグサ(f. albiflora)という。 本州(中部地方以北の日本海側) 高山の草地 1997年8月3日 山形県月山 中(混生) 同 上 中は拡大写真あり(写真をクリック) 下 同 上 ウツボグサの高山型で、高山草地の登山道際で群生していることが多い。 平地のウツボグサに比べるとはるかに濃い紫色の群生は、黄色や白色の多い高山植物の中では存在感がある。 中部地方の高山にはミヤマウツボグサがありよく似ているが、本種にはほとんど葉柄がない。 真ん中の白花との混生写真は月山で撮影したもので、数年後に出かけたときもまだ健在で嬉しかった。 同じ科の仲間の花 |
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