ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)

Lonicera gracilipes


ヤマウグイスカグラ1

  • 科名・属名 : スイカズラ科 スイカズラ属

  • 特徴 :
     高さ1.5〜3mの落葉低木。
     枝はよく分枝し、樹皮は灰褐色〜灰黒色で、縦に剥がれ落ちる。
     葉は対生し、広楕円形〜倒卵形で、長さ3〜6cm、幅2〜4cm。枝や葉、花柄、花冠などに毛を散生する。
     花は枝先の葉腋から長さ1〜2cmの花柄を出して普通1個、まれに2個つけ、花冠は淡紅色の細い漏斗形で、長さ1〜2cm。先は5裂し平開する。
     果実(液果)は楕円形で、長さ1〜1.5mm、赤熟する。

  • 分布・生育地 :
     北海道(南部)〜九州 (国外:日本固有)
     山野

  • 花期 :   4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1995年6月11日  山梨県中巨摩郡
     中上 2014年6月4日  長野県奥蓼科
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花    同  上
     左下・果実 2014年6月25日  長野県小県郡
     右上・葉 2012年6月4日  長野県奥蓼科

  • 撮影記 :
     葉の展開と同時かやや早く、赤味の強い淡紅色の花を咲かせる。
     枝や葉、花柄、花冠などに毛を散生するのが特徴で、毛の密生するミヤマウグイスカグラの母種とされる。
     しかし、ウグイスカグラと分布域も重なり中間型もあるので、同一種とする考え方もあるようだ。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
ヤマウグイスカグラ2

花

果実