アズマシャクナゲ(東石楠花)

Rhododendron degronianum


アズマシャクナゲ

  • 科名・属名 : ツツジ科 ツツジ属

  • 特徴 :
     高さ2〜6mの常緑低木。
     若枝や若葉には柔らかい黄褐色の枝状毛が密生する。
     葉は互生し、枝先に集まってつき、葉身は倒披針形〜長楕円形、長さ5〜15cm、幅1.5〜3.5cm。先は鋭く尖り、下部はくさび形で葉柄に流れ、縁は全縁。質は革質で光沢があり、表面は無毛、裏面は淡褐色の綿状の柔らかい枝状毛が密生する。葉柄は長さ1〜2.5cm。
     花は枝先に短い総状花序になり5〜12個つき、花冠は漏斗状鐘形、紅紫色で径4〜5cm、上部は1/3程度まで5裂する。雄しべは10本、花糸は下半部に短毛が密生し、子房も長毛が密生する。
     果実(刮ハ)は円柱形で長さ1〜2.5cm。

  • 分布・生育地 :
     本州(東北、関東、中部地方(南部)) (国外:日本固有)
     山地〜深山の岩場や礫地の林内

  • 花期 :  5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1982年6月6日  長野県小諸市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花    同  上
     下・葉 1978年5月28日  福島県尾瀬ヶ原

  • 撮影記 :
     混雑を避け、5月末に出かけた尾瀬のミズバショウ、予想通りそれほどの人出はなく、まだ残雪が所々に残る中に咲く群落を見ることができた。
     ただ、少し時期を早めると他に見られる花は少ない、タムシバの白い花を眺めながら滝見物に向かうと、シャクナゲが咲き始めていた。
     東北地方南部〜中部地方南部にかけて見られるこのシャクナゲだが、関東地方の山にも多く、梅雨入り前後の山行を楽しませてくれる。
     中部から四国にかけて分布するホンシャクナゲに似ているが、ホンシャクナゲの花冠が7裂なのに対しこの花は5裂という違いがある。

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花

葉