ツルコウジ(蔓柑子)

Ardisia pusilla


ツルコウジ1

  • 科名・属名 : ヤブコウジ科  ヤウコウジ属
     注.新分類ではサクラソウ科(PLIMULACAEA)

  • 特徴 :
     高さ5〜15cmの常緑小低木。
     茎は匍匐して長く伸び、所々で輪生状に葉をつけ、先は斜上、赤褐色の長軟毛と微小な毛が密生する。
     葉は互生し、茎の上部に3〜5個が輪生状につき、卵形〜卵状長楕円形で、長さ2〜6cm、幅1.5〜3cm。先はやや鋭頭、基部は鋭形、縁には粗い鋸歯がある。質は洋紙質で、両面に長軟毛ががある。
     花は腋性し、長さ2〜3cmの散形の花序の先に2〜4個の小さな花を下向きに咲く。花冠は白色、径約6〜7mm、先は5深裂し、裂片は広卵形、腺点がある。萼裂片は狭卵形で、外面には長軟毛がある。
     果実(核果)は球形で径5〜6mm、赤熟する。

  • 分布・生育地 :
     本州(千葉県以西)〜九州 (国外:朝鮮、中国、台湾、フィリピン)
     常緑樹林下

  • 花期 :   6〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     2007年6月30日  鹿児島県屋久島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花    同  上
     下左・茎 2015年4月11日    同  上
     下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     ヤブコウジによく似ているが、一番の違いは茎や葉、花柄に赤褐色の長軟毛が生えることで、分布域もより南方である。
     図鑑によっては沖縄にも分布しているとされているが、沖縄のものは全体が大型で、高さも30cm近くなり、リュウキュウツルコウジとする考え方があり、ここではそれに従った。
     ヤブコウジ同様、下を向いて咲くため目立たないが、屋久島の登山道際、急な坂道をあえぎながら登っている時、下ばかり見ているので花に気がついた。

  • 葉

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花

茎