エゾワサビ(蝦夷山葵)

Cardamine fauriei


エゾワサビ1

  • 科名・属名
  • : アブラナ科 タネツケバナ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの多年草。
     茎は根元でも、上部でも分枝し紫色を帯びることが多く、無毛。
     葉は単葉か3〜5個の奇数羽状複葉で、頂小葉が特に大きく円い。葉は柄があり、鈍鋸歯がある。
     花は7〜12cmの総状花序に多数つき、花弁は白色で直径約1cm。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州(北部) 山地の水湿地

  • 花期
  • : 5〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1992年5月24日 北海道中川郡
     下 1991年5月22日 北海道岩内郡

  • 撮影記

  •  テシオコザクラを探しに出かけた道北の沢。背丈を越えるアキタブキを掻き分けながら進むも、今にもヒグマが出てきそうな嫌な雰囲気。少し開けた明るい場所に出てホッとした。その水辺で白い花を咲かせていた。
     名前からすると薬味のワサビと同じ属のように思えるが、本種はタネツケバナ属で異なっている。葉や茎にワサビのような辛味があるので名付けられたようだ。ワサビ同様食用になる。
     また、この花とアイヌワサビを同一種としている図鑑もあるが、本種の葉は単葉または3〜5個で、複葉の場合は頂小葉が大きく、小葉の大きさが同一のアイヌワサビと異なり、草丈も本種のほうが小さい。

    同じ科の仲間の花
エゾワサビ2