ウスゲチョウジタデ(薄毛丁字蓼)

Ludwigia greatrexii


ウスゲチョウジタデ

  • 科名・属名
  • : アカバナ科 チョウジタデ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの1年草。
     チョウジタデによく似ていて、茎は直立しよく分枝するが、若い茎や葉に細毛が多く緑色で紅紫色を帯びない。
     葉は互生し、披針形〜長楕円状披心形で、長さ7〜8cm、幅1〜2cm。紅葉しない。
     花は葉腋につき、径約1〜1.2cm、花弁は普通5個で黄色。萼片より長く、花盤に白毛が密生する。雄しべは5個。
     刮ハは線状円柱形で、長さ1.5〜3cm。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜沖縄 水田や湿地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年8月24日 千葉県長生郡
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  レッドデータでは準絶滅危惧種に挙げられているが、千葉県あたりではこの花の方が多いような気がする。
     ただ、真夏の熱風の吹きつける休耕田や蒸し風呂のような谷地田での撮影は暑さとの戦いだ。平地での撮影だと軽く考えているとえらい目にあう。
     この写真は、ミズキンバイを撮影に出かけた千葉の休耕田で写したものであるが、あまりの暑さに同行したM氏はへばってしまい、通りがかりの車に乗せてもらい、やっと上り電車に間に合った。

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