ユウゲショウ(夕化粧)

Oenothera rosea


ユウゲショウ

  • 科名・属名
  • : アカバナ科 マツヨイグサ属

  • 特徴

  •  草丈20〜65cmの多年草。逸出帰化。
     茎は叢生して斜上または伏し、剛毛ががある。
     葉は互生し、卵形〜披針形で、長さ1〜6cm、幅0.4〜2.5cm。縁は波打ち、下部の葉は波状に羽状中裂する。
     花は茎の上部の葉腋につき、花弁は4個、淡紅色で径約1cm。萎むと濃色になる。夕暮れに開花する。
     別名 アカバナユウゲショウ
     花の色が白いものがあり、
     シロバナユウゲショウ(仮称)という。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(熱帯アメリカ原産)
     本州(関東地方以西)
     市街地、河原、荒地

  • 花期
  • : 5〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年5月22日  東京都日野市
     中・花 2014年5月19日  愛知県豊橋市
     下左・白花 2014年6月21日  神奈川県川崎市
     下右・葉2014年5月19日  愛知県豊橋市

  • 撮影記

  •  自宅の近くを流れる多摩川の支流の浅川の河原には、どこから種が流れてくるのかナガミヒナゲシヤグルマギク、キバナコスモスなど園芸種の逸出が数多く見られる。
     なかでもこの花とナガミヒナゲシは多く、春から初夏にかけてあちこちでその姿を目にする。中には、増水時には濁流につかるような場所にも花が見られる。
     この花の花期は長いようで、夏でも細々花を付けている。

    葉

    同じ科の仲間の花
花

シロバナユウゲショウ