ホソバハマアカザ(細葉浜藜)

Atriplex gmelinii


ホソバハマアカザ

  • 科名・属名
  • : アカザ科 ハマアカザ属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの1年草。
     葉は互生し、長披針形〜長線形で、長さ2〜10cm、幅0.5〜1.5cm。縁は全縁か多少波状の歯牙がある。若い葉には白色の粉状物がある。
     花は茎頂や葉腋に穂状花序になり、雄花と雌花が混在し、雄花の花被片は4〜5裂、雌花には2個の苞がある。雌花の苞は花後胞果を包む。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  海岸の砂地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年11月6日 神奈川県三浦半島
     中・花序 2010年10月11日 愛知県渥美半島
     下左・紅葉 1993年11月6日 神奈川県三浦半島
     下右・葉 2010年10月11日 愛知県渥美半島

  • 撮影記

  •  秋も深まり、そろそろイソギク咲き出している頃だろうと、三浦半島の海岸を訪れた。
     期待に違わずイソギクは咲き始めていたが、岩礁の間で紅葉したいくつかの植物が目に入った。ハママツナやこの花だ。
     まだ完全には紅葉しているわけではなく、まだ青々したもの(上の写真)や紅葉したものまで色々見られた。

    葉

    同じ科の仲間の花
花序

ホソバハマアカザ(紅葉)