コアカザ(小藜)

Chenopodium serotinum


コアカザ

  • 科名・属名
  • : アカザ科 アカザ属

  • 特徴

  •  草丈20〜60cmの1年草。帰化。
     茎は直立し、稜があり、分枝する。
     葉は互生し、長卵形〜広披針状卵形で、長さ2〜5cm、幅1〜3cm。下半部が浅く3裂し、先は鈍頭。縁には浅い波状の鋸歯があり、裏面は粉白色を帯びる。
     花は枝先に円錐状となり、緑色で団子状に密につく。
     種子は扁平で円く、黒色で径約1mm。

  • 分布・生育地

  •  帰化(ユーラシア原産)  畑、道端、荒地

  • 花期
  • : 5〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年5月30日 埼玉県志木市
     中・花   同 上
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  畑や道端、荒地などにはびこるアカザ科の帰化植物。
     同じような場所にアカザシロザも生えているが、この花の花期は少し早く、前2種がまだ幼生のうちにもう花を咲かせている。
     葉の中心部が赤みを帯びるアカザとの違いは見て分かるが、よく似たシロザとは葉の幅が細く、浅裂することで見分けられる。

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花

葉