アポイキンバイ(あぽい金梅)Potentilla matsumurae var. apoiensis |
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草丈10〜20cmの多年草。 ミヤマキンバイの変種で、葉は無毛で光沢があり、鋸歯が深く裂け、裂片が線形になるのが特徴である。 北海道(アポイ岳と日高山脈北部) かんらん岩地 1982年5月16日 北海道アポイ岳 下 同 上 ヒダカソウ見たさにこの山に初めて出かけたのは5月中旬だった。当時、本には花期6月と記されていて、少し早いかなと思ったが、調査もかねて出かけた。 心配された天候も一日中山麓まで見通せるほどの好天で、ヒダカソウは満開(当時は十数花まとまって咲いている株もあった)、ヒダカイワザクラやこの花など、この時期見られる全ての花に出会え、満足の1日となった。 アポイ岳の花は、標高が低く雪が少ないこともあって、春の花は思いのほか早く咲くようだ。 このところご無沙汰しているが、地球温暖化のせいで現在はもっと花期は早まっているかもしれない。 同じ科の仲間の花 |