ハッポウワレモコウ(八方吾木香)

Sanguisorba hakusanensis x S. officinalis


ハッポウワレモコウ

  • 科名・属名
  • : バラ科 ワレモコウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの多年草。
     カライトソウワレモコウの雑種で、両種の混生地に見られる。
     雑種のため、花序や雄しべの長さや花穂の垂れ方など色々なバライティがある。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部地方の日本海側)
     亜高山や高山帯の草地や砂礫地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年8月11日 長野県八方尾根

  • 撮影記

  •  ワレモコウカライトソウの雑種で、両種の多い八方尾根で見つけられ、この地名がつけられている。
     雑種なので当然のことながらその形態は一定ではなく、特に花穂については色々なタイプがあるようだ。
     観光客のひっきりなしに通り過ぎる遊歩道、ロープ越しに手の届く範囲で撮影したワレモコウとも違うこの花、花穂の長さから本種としたがどうだろうか。

    同じ科の仲間の花