ヒメツルキジムシロ(姫蔓雉蓆)

Potentilla x yamanakae


ヒメツルキジムシロ

  • 科名・属名
  • : バラ科 キジムシロ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     ツルキジムシロとテリハキンバイの雑種と推定されている。
     母種同様、長い匐枝があり、先は斜上する。
     葉は3小葉でテリハキンバイと同様であるが、質はキジムシロに似て光沢はない。
     花は黄色で、テリハキンバイに似てやや小型である。

  • 分布・生育地

  •  本州(近畿、中国地方)、四国
     川岸の岩石地

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2014年4月21日  徳島県三好市
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  キシツツジの撮影に立ち寄った川岸の岩場、ピンクのツツジや白色のホソバイブキシモツケが咲きほこっていた。
     「ヒメツルキジムシロ」が咲いているとの花仲間の声が聞こえたが、記憶の中に該当する花は浮かんでこなかった。
     それもそのはず、ツルキジムシロとテリハキンバイの雑種と推定される花で、「高知県植物誌」などに掲載されているとのこと。
     葉の質や感じは一見キジムシロに似ていたが、5〜9小葉のキジムシロとは異なり3小葉だった。

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花

葉