ホソバノキリンソウ(細葉の黄輪草)

Sedum aizoon var. aizoon


ホソバノキリンソウ1


  • 科名・属名 : ベンケイソウ科 マンネングサ属
     注.APG分類では、キリンソウ属(Phedimus)、属小名い以下変わらず

  • 特徴 :
     草丈20〜50cmの多年草。
     キリンソウに似ているが、根は紡錘状に肥厚する。
     他にも、花茎は残存した前年の花茎の基部の葉腋から生じ、株ごとに1(〜2)個出て、直立する。
     葉は菱状楕円形〜楕円形で細く、長さ3〜6cm。基部を除き揃った鋸歯がある等の違いがある。
     花は黄色で密につき、雄しべも長い。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(中部地方以北) (国外:朝鮮、中国、シベリア)
     山地の草原や林下

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 1997年7月5日  山梨県鳳凰山麓
    中・全体2 1987年7月4日    同  上
    (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
    左下・花 1997年7月5日    同  上
    右下・葉 1987年7月4日    同  上

  • 撮影記 :
     キリンソウに似ているが、葉も花弁も細いためほっそりした感じで、他にも特徴欄に記したようね違いがある。。
     十数年前に見たキソエビネに再会したくて出かけた山、記憶を辿りながらたどりついた場所にはランの影もなかった。
     がっかりして戻る途中、道端で見つけたこの花が、その日の唯一撮影した花だった。

  • 葉

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ホソバノキリンソウ2

花