コゴメマンネングサ(小米万年草)

Sedum uniflorum


コゴメマンネングサ1


  • 科名・属名 : ベンケイソウ科 マンネングサ属

  • 特徴 :
     草丈5〜10cmの多年草。
     茎は基部で多数分岐し、直立する枝を密につける。花をつけない枝は長さ約2cm。
     葉は互生、葉身は円柱状長円形で長さ3〜5mm、幅1.5〜2.5mm。柄はなく密につく。
     花は茎頂に1個つき、花弁は5個、黄色で長楕円形、長さ約5mm。萼は5個、裂片は楕円状披針形、長さ約2.5mm。雄しべは花弁とほぼ同長か短い。裂開前の葯は橙赤色。
     別名 タイワンタイトゴメ

  • 分布・生育地 :
     九州(南部)〜沖縄 (国外:台湾)
     海岸の岩上

  • 花期 :  5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 2005年5月1日  鹿児島県奄美大島
    中・全体2、以下全て    同  上
    (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     同じように九州南部以南に分布するハママンネングサは何度か見かけたものの、葉の形の異なる本種はまだ見たことがなかった。
     2005年、アマミスミレに出会いに奄美大島へ出かけた。
     初日は時間もないので海岸の植物を見て廻ると、海を見下ろす岩上で咲き始めのこの花を見つけた。

  • 葉

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コゴメマンネングサ2

花