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- 科名・属名 : ブドウ科 ノブドウ属
注.APG分類では、学名(A. glandulosa var. hancei)
- 特徴 :
つる性の木本。
茎はつる性で、若枝は無毛のことが多い。
葉は広卵形で、長さ6〜12cm、3〜5裂し、先は尖り、縁には粗い鋸歯がある。葉の裏面にはほとんど毛がない。
花は3〜6cmの集散花序となって小さい花が多数つき、黄緑色で径約3mm。
果実(液果)は球形で径6〜8mm。淡紫色から熟すと空色になる。
- 分布・生育地 :
本州(南部)〜沖縄 (国外:台湾、中国(南部)〜東南アジア 林縁、藪
- 花期 : 3〜8月?
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年4月22日 沖縄県石垣島 中上・全体2 2020年6月23日 宮崎県宮崎市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・花1 217年4月9日 沖縄県石垣島 中下・花2 2023年5月11日 鹿児島県奄美大島 左下・果実(液果) 2013年9月6日 沖縄県国頭郡 右上・葉 2005年4月22日 沖縄県石垣島 右下・葉(裏) 2020年6月23日 宮崎県宮崎市
- 撮影記 :
ノブドウによく似ているが、葉裏や若枝に普通毛がなく、名のように葉の表面に光沢がある。
南の島に出かけると、本土では見ない花が次から次へと現われ、本州と似ていて目立たない花はつい見逃してしまう。
この花は、海岸近くの林縁でタカナタマメを探していて偶然目に入った。
果実は淡紫色から熟すと空色になるが、色が薄いので何となく美味しそうに見えない。
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