イワガネ(岩ヶ根)

Oreocnide frutescens


イワガネ

  • 科名・属名 : イラクサ科 ハドノキ属

  • 特徴 :
     高さ約2mになるやや落葉性の低木。
     枝は細長くてよく分枝し、若枝には短い伏毛と粗い毛がある。
     葉は互生し、卵状楕円形〜長楕円形で、長さ6〜12cm、幅2〜5cm。先は尾状に尖り、基部はくさび形〜円形、縁は鋸歯縁。質はやや薄く、表面は光沢があり、裏面脈上には粗い毛がある。裏面に初めは綿毛が密生し白く見えるが、後に疎らになる。主脈や葉柄は緑色。
     花は雌雄異株で、前年枝の葉痕に小さな花が集まってつく。雄花序、雌花序ともに柄はなく、雄花の花被片と雄しべは3〜4個、雌花の花被は筒状で、柱頭の縁に白い毛がある。
     果実(痩果)は卵形で長さ1.3〜1.5mm、肉質化した花被が痩果を包む。

  • 分布・生育地 :
     四国〜九州  暖地の林内、林縁

  • 花期 :  3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     2007年3月23日  鹿児島県鹿児島市
     中・雄花序    同  上

  • 撮影記 :
     屋久島へ渡る前日、鹿児島市内の林地を散策する。
     期待していたツクシスミレの花などやこの花を見つけ、結構充実した観察になった。
     よく似たハドノキとの違いは、雌花序に柄がない、葉裏が白い、主脈や葉脈が緑色であることなどである。

  • 同じ科の仲間の花
雄花序